い‐たい【異体】
[名・形動] 1 形や体裁が普通と違うこと。また、そのさま。異風。いてい。「—な姿」 2 別のからだ。「雌雄—」 3 「異体字」の略。
いたい‐がな【異体仮名】
現在の標準的な字体とは異なる字体の片仮名や平仮名。平仮名はふつう変体仮名という。
いたい‐じ【異体字】
標準の字体とは異なるが、意味・発音が同じで、通用する漢字。「煙」に対する「烟」、「群」に対する「羣」など。また、広く異体仮名を含めていう場合もある。異体文字。
いたい‐どうしん【異体同心】
身体は別々であるが、心は同一であること。夫婦仲のよいことなどにいう。
いたい‐もじ【異体文字】
⇒異体字
い‐てい【異体】
[名・形動ナリ]普通とは違った風変わりなようすや姿。いたい。「希有—の乱僧の所言なり」〈正法眼蔵随聞記・二〉 「—ナカタチ」〈日葡〉