出典:gooニュース
ブタ臓器を患者に「異種移植」どう思う? 12~30歳が挙げた条件
病気の人にブタの臓器を移植する「異種移植」が、海外で実際に行われ始めている。日本でも研究開発が進むなかで、若い世代の人はどんな意見をもっているのか。厚生労働省が12~30歳にアンケートを実施し、その結果を1月30日に公表した。回答者の多くは異種移植に好意的だったが、移植を受けた人への差別を防ぐことや、動物の命への配慮が必要だという意見もあった。
「異種移植」若者7割が好意的 動物の臓器を人に、厚労省が調査
厚生労働省は30日、動物の臓器を人に移植する「異種移植」の実施を見据えて新設した、特有のリスクを評価する専門委員会の初会合を開いた。国内で移植用ブタの生産が始まり、複数の研究機関で進む最新の研究状況や、若者を対象としたアンケートで7割以上が好意的に受け止めているとの結果を紹介した。
動物の臓器を人に…「異種移植」の安全性など検討する委員会設置
ブタなど、動物の臓器を人に移植する「異種移植」の安全性などを検討する委員会が設置されました。動物の臓器を人に移植する「異種移植」は、2022年にアメリカで初めて行われ、ブタの心臓が心臓病の患者に移植されました。厚生労働省は国内での「異種移植」を想定して感染症などのリスクや、倫理面での課題などを検討する委員会を設置し、30日、初めての会合を開きました。
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