いりょうよう‐たいま【医療用大麻】
医師が患者に処方する大麻およびその有効成分であるカンナビノイド。日本では大麻取締法により使用が禁止されているが、欧米など多くの国で、慢性疼痛(とうつう)・多発性硬化症・がん・エイズなどの病気に対...
イーラス【ERAS】
《enhanced recovery after surgery》手術後の回復を早めるための取り組み。負担の少ない手術や麻酔法を採用し、術前の絶食絶飲時間を短縮するほか、術後の疼痛(とうつう)管...
えんしょうせい‐サイトカイン【炎症性サイトカイン】
生体内で炎症反応を促進させるサイトカイン。免疫に関与し、体内に侵入した細菌やウイルスを撃退する。マクロファージやリンパ球などさまざまな細胞から放出され、発熱や疼痛などの原因となる。腫瘍壊死因子・...
えんしょう‐はんのう【炎症反応】
体内に細菌やウイルスなどの異物が入ったときに生じる、生体の防御反応。免疫応答によって異物を排除し、侵襲を受けた細胞を分解したり、元通りにしたりする。これら一連の反応にともなって、発熱や疼痛(とう...
エンドオブライフ‐ケア【end-of-life care】
病気や老いによって人生の終焉を迎える時期に提供される医療・看護・介護のこと。終末期医療に関する概念の一つ。疼痛(とうつう)や不安を和らげる緩和ケアに加えて、認知症や慢性疾患など幅広い疾患を対象に...
オキシコドン【oxycodone】
アヘンに含まれるアルカロイドから半合成される化学物質。鎮痛薬として癌(がん)などの疼痛(とうつう)に用いられる。連用により習慣性になりやすく、麻薬に指定。
かんせつない‐ゆうりたい【関節内遊離体】
関節の骨や軟骨の一部がはがれて関節内に遊離したもの。関節内を移動し、疼痛を引き起こす。関節ねずみ。関節遊離体。
かん‐のうよう【肝膿瘍】
大腸菌・ぶどう球菌や赤痢アメーバの感染によって肝臓が化膿する病気。悪寒・発熱・疼痛(とうつう)などの症状がある。肝臓膿瘍。
がん‐しゅ【癌腫】
皮膚の表皮、消化管の粘膜、肝臓といった上皮性細胞から生じた悪性腫瘍(しゅよう)。癌化した細胞が増殖・浸潤・転移し、進行すると疼痛が激しく、全身状態が悪化する。発生部位により、胃癌・肺癌・乳癌など...
こうまくがいないしきょう‐しゅじゅつ【硬膜外内視鏡手術】
硬膜外腔に内視鏡を挿入し、神経周辺の癒着組織を剝離、洗浄することにより疼痛(とうつう)やしびれを緩和する治療法。神経ブロックなどの治療法が効かない慢性の腰痛、難治性の腰部椎間板ヘルニア、腰部脊柱...