しら‐いと【白糸】
1 色を染めつけてない糸。白い糸。 2 滝の細い落水や白髪など、白くて細いもののたとえ。「滝の—」 3 《近世語》「素麺(そうめん)」をいう女性語。
しらいと‐おどし【白糸威】
鎧(よろい)の威の一。白い糸でおどしたもの。しろいとおどし。
しろいと‐おどし【白糸威】
⇒しらいとおどし
しらいと‐そう【白糸草】
シュロソウ科の多年草。山地の木陰に生え、高さ20〜35センチ。葉は根の際(きわ)に放射状につく。初夏、白い糸状の花を穂状につける。
しらいと‐の【白糸の】
[枕]「絶ゆ」「くる」などにかかる。「—絶ゆべき仲にあらねども」〈千穎集〉 「—くるしや何に乱れそめけん」〈新続古今・恋二〉
しらいと‐の‐たき【白糸の滝】
山形県最上郡戸沢村の、最上川峡谷にある滝。 長野県北佐久郡軽井沢町、浅間山東麓の湯川にある滝。 静岡県富士宮市、富士川支流の芝川にかかる滝。高さ約26メートル、幅約130メートル。名勝・天...
しらいと‐もち【白糸餅】
ねじって、白糸の束の形に作ったしん粉餅。痩(や)せ馬。
しらいと‐わっぷせいど【白糸割符制度】
⇒糸割符
しろ‐いと【白糸】
染めてない白い糸。しらいと。