《「きぬいた(衣板)」の音変化》

  1. 木槌 (きづち) で打って布を柔らかくしたり、つやを出したりするのに用いる木や石の台。また、それを打つこと。 秋》「—打て我に聞かせよや坊が妻/芭蕉

  1. 砧拍子 (きぬたびょうし) 」の略。

[補説]曲名別項。→
謡曲四番目物世阿弥作。長年帰らぬ夫をを打ちつつ待っていた妻が焦がれ死にし、死後妄執に苦しむ。
箏曲 (そうきょく) および地歌の曲名の一類。砧の音を表現する部分(砧地)を含むのが特徴岡康砧五段砧・新砧などがある。砧物。
goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。

検索ランキング

2023年11月