しん‐けい【神経】
《(オランダ)zenuwの訳語で、杉田玄白ほか訳「解体新書」に現れる語。神気の経脈の意》 1 からだの機能を統率し、刺激を伝える組織。中枢神経(脳・脊髄)と末梢神経(脳神経・脊髄神経・自律神経)...
しんけいえいよう‐いんし【神経栄養因子】
神経系が分泌する、神経細胞の生存維持、神経系の成長や修復などを制御するたんぱく質の総称。神経成長因子(NGF)や脳由来神経栄養因子(BDNF)などが知られる。ニューロトロフィン。
しんけい‐か【神経家】
神経過敏な人。神経質な人。「非常な—で、潔癖が嵩(こう)じて一種の痼疾(こしつ)のようになっていたが」〈藤村・家〉
しんけい‐か【神経科】
神経系の疾患を扱う医療の一分科。また、精神科をさすこともある。
しんけい‐かく【神経核】
脳や脊髄の中にある、神経細胞体が塊状に集まっている場所。灰白質の一つ。大脳基底核・視床下核・顔面神経核・側坐核・尾状核・赤核など。神経回路の分岐点・中継点としての役割を果たす。核。
しんけいかすいたい‐ホルモン【神経下垂体ホルモン】
⇒脳下垂体後葉ホルモン
しんけい‐かびん【神経過敏】
[名・形動]少しの刺激にも敏感に反応すること。また、そのさま。「食品の安全性に—になる」「—な男」
しんけい‐かん【神経管】
脊椎動物および原索動物の発生初期に、脊索の背側に神経板から形成される管状体。のちに中枢神経系および目・耳などが形成される。髄管。
しんけい‐かんさいぼう【神経幹細胞】
神経細胞と神経膠(こう)細胞(グリア細胞)を産生する元となる幹細胞。体性幹細胞の一。
しんけいがさいぼう‐しゅ【神経芽細胞腫】
⇒神経芽腫