きん‐せい【禁制】
[名](スル)《古くは「きんぜい」》ある行為を禁じること。また、その法規。「男子—」
きんせい‐げんり【禁制原理】
⇒パウリの原理
きんせい‐せん【禁制線】
原子・分子・原子核などにおけるエネルギー準位間で、普通ではほとんど起こりえない遷移が特殊条件下で起こり、光子が放出されて観測される弱いスペクトル線。禁止線。
きんせい‐せんい【禁制遷移】
原子・分子・原子核などにおけるエネルギー準位間で、普通ではほとんど起こりえないはずが、ある特殊条件下でわずかに起こる遷移。これによって放出される弱いスペクトル線を禁制線という。禁止遷移。
きんせい‐たい【禁制帯】
結晶のバンド構造の中で、電子が存在できない領域。絶縁体と半導体の場合、価電子帯の電子を励起して禁制帯のエネルギー幅を超えない限り、電流は流れない。広義には粒子のエネルギーが離散的な値を取る場合、...
きんせい‐ひん【禁制品】
「禁制物」に同じ。
きんせい‐ぶつ【禁制物】
法令によって、その所有や売買が禁止されている物品。麻薬・猥褻(わいせつ)文書など。