たち‐つく・す【立(ち)尽(く)す】
[動サ五(四)]感激したり呆然となったりして、いつまでもじっと立っている。「なすすべもなくその場に—・す」
た・つ【立つ】
[動タ五(四)] 1 ある場所にまっすぐ縦になっている。 ㋐足を伸ばしてからだを縦に支える。「通路に—・つ」 ㋑草や木が地に生える。「街路樹が—・つ」 ㋒長いものや高大なものが直立して位置する...
たつ‐さき【立崎】
「崎」の俗字である「﨑」のこと。「崎」と区別するときの呼び方。たつざき。
たつ‐せ【立つ瀬】
立場。世間に対する面目。「君に断られては私の—がない」
立(た)つ鳥(とり)跡(あと)を濁(にご)さず
立ち去る者は、あとが見苦しくないようにすべきであるということ。退きぎわのいさぎよいことのたとえ。飛ぶ鳥跡を濁さず。
たつ‐なみ【立つ波/立つ浪】
逆巻く波頭(なみがしら)を図案化した模様。近世、染織などに用いられた。
たつなみ‐の【立つ波の】
[枕] 1 波が次々に寄せくる意から、「しくしく」に、また「寄る」と同音の「夜」にかかる。「君は来ず我(われ)は故なく—しくしくわびしかくて来(こ)じとや」〈万・三〇二六〉 「秋もなほ天の河原に...
立(た)つより返事(へんじ)
人から呼ばれたら、立ち上がるよりも先に返事をすべきであるということ。
たて‐つけ【立(て)付け】
続けざまに事を行うこと。立て続け。「ウイスキイを—に三杯引掛け」〈魯庵・社会百面相〉
たて‐つ・ける【立(て)付ける】
[動カ下一][文]たてつ・く[カ下二]立て続けにする。「そう—・けていただくと、夜席がつとまりやせん」〈魯文・安愚楽鍋〉