出典:gooニュース
JR東日本「高輪築堤」一部を現地保存へ
羽田空港と都心を結ぶ「羽田空港アクセス線」の工事予定地で見つかった、日本初の鉄道が開業する際に造られた堤防「高輪築堤」をめぐり、JR東日本は一部を保存する方針を明らかにしました。
鉄道遺構「高輪築堤」保存のため一部の石垣を避け新路線整備へ 羽田空港アクセス線
東京都心と羽田空港を直通で結ぶ「羽田空港アクセス線」の工事予定地で見つかった、明治時代に造られた鉄道遺構「高輪築堤(たかなわちくてい)」について、15日、JR東日本は、築堤を保存するため、一部の石垣を避けて新路線の整備を進める方針を発表しました。ただ開業予定時期に変更はないとしています。
高輪築堤の保存に向け「羽田空港アクセス線」計画が一部変更 下り勾配開始地点を品川方に100メートルずらす
高輪築堤は1872年の鉄道開業の際、海上に線路を敷設するために築かれた鉄道構造物。田町駅~品川駅付近に造られたが、後に埋め立てられた。2019年に品川駅改良工事で高輪築堤と思しき石垣の一部が発見されていた。 田町駅周辺では、2022年7月から2023年6月にかけて実施された試掘調査で、高輪築堤と思われる石積の一部が新たに発見された。
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