あさ‐つき【浅葱/糸葱】
1 ヒガンバナ科の多年草。地下茎はラッキョウに似る。葉は淡緑色の筒状でネギに似る。食用として栽培。せんぼんわけぎ。せんぶき。《季 春》「—よ香をなつかしみ妹が里/紫里」 2 葉ネギを若いうちに収...
あさつき‐なます【浅葱膾】
アサツキをゆで、貝のむき身などとともに酢味噌であえた科理。古来、3月3日の桃の節句に作る習わしがあった。
いと【糸】
1 天然、または人造の繊維を細長く引きのばしてよりをかけたもの。織物糸・縫い糸・編み物糸など。「—をつむぐ」 2 細長く1のようになっているもの。「クモの—」 3 琴または三味線などの弦楽器の弦...
いと‐あやつり【糸操り】
操り人形の一。人形に数本の糸をつけ、これを上から動かして操るもの。寛文・延宝(1661〜1681)ごろから行われた。南京(ナンキン)操り。
いと‐い【糸藺】
イグサ科の多年草。深山の岩上に群生。高さ10〜20センチ。葉は糸のように細く長い。夏、黄褐色の小花が数個集まって咲く。
いといがわ【糸魚川】
新潟県南西端、姫川下流の市。もと街道の要衝、松平氏の城下町。翡翠(ひすい)の産地。北アルプス登山口の一。人口4.8万(2010)。
いといがわ‐し【糸魚川市】
⇒糸魚川
いといがわしずおか‐こうぞうせん【糸魚川静岡構造線】
本州の中央部をほぼ南北に横切る大断層。糸魚川市から松本盆地・甲府盆地の西を通って静岡市付近へ達する。フォッサマグナの西縁をなし、東北日本と西南日本の境目。新第三紀末に完成。
いと‐いり【糸入り】
絹糸を木綿糸の中にまぜて織った織物。縞・絣(かすり)の部分に絹糸を用いることが多い。
いといり‐じま【糸入り縞】
木綿糸の中に絹糸を入れて織った縞織物。糸入り。