けつ‐ごう【結合】
[名](スル)二つ以上のものが結びついて一つになること。また、結び合わせて一つにすること。「原子が—して分子になる」
けつごう‐エネルギー【結合エネルギー】
分子や原子核など2個以上の粒子が互いに結びついているとき、結合を切ってばらばらにするために必要なエネルギー。
けつごう‐おん【結合音】
振動数の異なる2音が同時に響くときに派生的に生じる音。周波数は各純音の周波数の整数倍の和または差になる。
けつごう‐かく【結合角】
一つの原子が共有結合・配位結合・水素結合などで二つの原子と結ばれるときの、それぞれの原子間を結ぶ直線の成す角。原子価角。
けつごう‐きょり【結合距離】
化学結合で結ばれる二つの原子の原子核間の距離。X線回折により、分光学的に測定できる。結合の長さ。結合長。原子間距離。
けつごう‐しき【結合織】
⇒結合組織
けつごう‐すい【結合水】
自由水に対し、水和など結合状態にある水。生体組織をつくるたんぱく質や炭水化物、土壌の腐植質、粘土、結晶などの構成分子と結びついている水。
けつごう‐そうせいじ【結合双生児】
⇒シャム双生児
けつごう‐そく【結合則】
⇒結合法則
けつごう‐そしき【結合組織】
動物体の組織間を満たして、それらを結合・支持する組織。細胞間質(間充質)をもち、靭帯など繊維成分に富む組織のほか、軟骨・骨・血液・リンパなども含めていう。結締組織。結合織。線維性結合組織。