だっ‐すい【脱水】
[名](スル) 1 物に含まれている水分を取り除くこと。結晶から結晶水を取り去ることや、化合物中の水素と酸素とを水分子の形で奪うことなどもいう。「—剤」 2 「脱水症」の略。「炎天下で—を起こす」
だっすい‐き【脱水機】
脱水に使う機械。遠心分離式・真空式などのものがある。
だっすい‐ざい【脱水剤】
吸湿性の強い物質や、水と化学的に反応しやすい物質で、脱水の目的に用いられるもの。濃硫酸・五酸化二燐(りん)・塩化カルシウム・ソーダ石灰・シリカゲルなど。乾燥剤などに使用。
だっすい‐しゅくごう【脱水縮合】
縮合する2個の分子がそれぞれ水素原子と水酸基(-OH)を失って水分子が離脱し、新たな化合物をつくる反応。 [補説]例えば、カルボン酸(R-COOH)とアルコール(R-OH)が縮合するとき、カルボ...
だっすい‐しょう【脱水症】
体内の水分および電解質が欠乏した状態。多汗・多尿、重度の下痢などの場合に起こる。脱水症状。
だっすい‐しょうじょう【脱水症状】
⇒脱水症
だっすいそ‐か【脱水素化】
有機化合物に含まれる水素を脱離させること。また、その化学反応。
だっすいそ‐こうそ【脱水素酵素】
⇒デヒドロゲナーゼ
だっすいそ‐はんのう【脱水素反応】
有機化合物に含まれる水素が脱離する化学反応。酸化の一種。