脳梗塞・脳出血・蜘蛛 (くも) 膜下出血など頭蓋内外の血管病変により生じる脳神経系障害・脳機能障害の総称。血管の詰まり・破れなどにより脳細胞への酸素や養分の供給が滞り、機能障害が生じる。血管障害の発生場所や程度によって半身麻痺 (まひ) (純運動性不全片 (へん) 麻痺)・半身のしびれ(感覚障害)・言語障害・視覚障害・構音障害(呂律緩慢)・痛みなどの後遺症が残ることがある。日本人の死亡原因の上位に位置し、高血圧・糖尿病などの生活習慣病や喫煙などを原因とする場合が多い。脳血管障害のうち突然発症するものを脳卒中という。