げい【芸】
1 学問や武術・伝統芸能などの、修練によって身につけた特別の技能・技術。技芸。「—は一生」 2 人前で演じる特別のわざ。演芸・曲芸など。「猿に—を仕込む」
げい【芸〔藝〕】
[音]ゲイ(呉)(漢) [学習漢字]4年 1 草木を栽培すること。「園芸・種芸・農芸」 2 修練によって得た技能。「芸術・芸人・芸能/演芸・学芸・技芸・曲芸・工芸・至芸・手芸・多芸・武芸・文芸・...
げいあみ【芸阿弥】
[1431〜1485]室町中期の画家。真芸とも称した。号、学叟。足利義政の同朋衆で、水墨画にすぐれ、父の能阿弥、子の相阿弥とともに三阿弥とよばれる。連歌もよくした。作「観瀑僧図」など。
げい‐いき【芸域】
修得した芸の範囲、幅。「—の広い人」「—を深める」
げい‐うら【芸裏】
《花道での役者の芸を背後から見るところから》歌舞伎で、舞台に向かって花道の左側の観客席。⇔芸表(げいおもて)。
げい‐えん【芸苑】
文学者・芸術家の社会。芸術界。芸林。
げい‐おもて【芸表】
《花道での役者の芸を正面からみるところから》歌舞伎で、舞台に向かって花道の右側の観客席。⇔芸裏(げいうら)。
げい‐かい【芸界】
芸人の社会。芸能界。
芸(げい)が細(こま)か・い
細部にまで注意が払われていて綿密である。することに念が入っている。
芸(げい)が立(た)・つ
一芸に達する。ひとかどの芸がある。「芸の立ったる和歌の心のあらうずる人を」〈狂言記・かくすい〉