かるかや【苅萱】
苅萱道心の略称。 謡曲で、苅萱道心の説話を題材にしたもの。現在は廃曲。禿高野(かむろこうや)。 説経節。三段。作者未詳。江戸初期の成立。五説経の一つで、謡曲の「苅萱」に他の説話を加えて作っ...
かるかや‐どう【苅萱堂】
長野市北石堂町、西光寺にある堂。苅萱道心と、その子石童丸が、父子2代にわたって修行をつんだとされる。和歌山県高野山にもある。
かるかや‐どうしん【苅萱道心】
苅萱伝説中の人物。石童丸の父。俗名、加藤左衛門繁氏。筑前(ちくぜん)苅萱の武士だったが、無常を感じて出家する。
かるかやどうしんつくしのいえづと【苅萱桑門筑紫𨏍】
浄瑠璃。時代物。五段。並木宗輔・並木丈輔作。享保20年(1735)大坂豊竹座初演。苅萱道心の説話による。