がい【蓋】
《「かい」とも》 [名]仏語。 1 人間の善智や善心を覆い隠すもの。すなわち、煩悩。 2 法会のとき、高僧の歩行に際し、その上にかざす笠状のもの。 3 仏像や導師の高座を覆い飾る天蓋。 [接...
がい【蓋】
[常用漢字] [音]ガイ(慣) [訓]ふた おおう かさ けだし 1 上から覆いかぶせる。「蓋世」 2 覆い。ふた。かさ。「円蓋・口蓋・頭蓋(ずがい・とうがい)・天蓋・無蓋・有蓋」 3 文頭にか...
きぬ‐がさ【衣笠/絹傘/蓋】
1 絹を張った長柄のかさ。昔、貴人の外出の際、後ろからさしかざしたもの。 2 仏像などの上にかざす天蓋(てんがい)。
ふた【蓋】
1 物の口にあてがってふさぐもの。「鍋(なべ)の—をとる」 2 サザエ・タニシなどの貝の口を覆うもの。 3 スッポンのこと。「江戸ぢゃあね、すっぽんをしゃれて—といひやすよ」〈滑・浮世風呂・二〉