出典:gooニュース
【光る君へ】鬼気迫る段田安則の藤原兼家 史実の道長は愚直なまでに父と同じ道を進んだ
現在、NHK大河ドラマ『光る君へ』で圧倒的な存在感を放っているのが、段田安則が演じている藤原兼家である。視聴者のあいだからも同様の声が上がっているようだ。 当初から権力への執着心を丸出しにし、天皇に毒を盛るなどの裏工作をする様子が描かれてきた。その最たるものが、花山天皇(本郷奏多)を強引に退位させた寛和2年(986)の寛和の変だった。
「ツンデレな道綱母」が藤原兼家にした嫌がらせ バカにされても大納言にまで出世した藤原道綱
藤原道綱の母は、藤原兼家の妾だった。『蜻蛉日記』によると、待ちわびた兼家をすんなりと受け入れなかった夜もあったようだ。 あるとき、夕方になると兼家が「宮中の用事から逃れることができないんだ」(「内裏にのがるまじかりけり」)といって、出ていってしまった。 いかにも怪しいと考えた藤原道綱の母は、人についていかせて、兼家を監視させると、こんな報告を受ける。
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