す‐おう【蘇芳/蘇方/蘇枋】
1 マメ科の落葉小低木。葉は厚くつやがあり、羽状複葉。春、黄色い5弁花を円錐状につけ、さや状の赤い実がなる。心材は赤色染料とする。インド・マレーの原産。すおうのき。 2 染め色の名。1の心材を煎...
すおう‐あわ【蘇芳泡】
⇒蘇芳花(すおうばな)
すおう‐いろ【蘇芳色】
「蘇芳2」に同じ。
すおう‐がさね【蘇芳襲】
襲の色目の名。表は蘇芳、裏は濃蘇芳。すおう。
すおう‐の‐き【蘇芳の木】
1 スオウやハナズオウの別名。 2 イチイの別名。
すおう‐の‐におい【蘇芳の匂】
襲(かさね)の色目の名。衣の襲で下を濃く、しだいに上を薄い蘇芳色にしたもの。
すおう‐ばな【蘇芳花】
絵の具の一。蘇芳を煎じた汁から作った帯紅暗褐色の泥状物。水に溶かすと紫紅色を呈する。蘇芳泡。