出典:gooニュース
社説:学習指導要領 学校裁量を増やすよう
ただ、新たな枠にはめて裁量が限定的では困る。柔軟に余裕を生むには従来授業の見直しが欠かせない。学力低下への懸念もあるだろう。 近年の要領改定を巡っては「ゆとり教育」での学力低下批判を受けて以降、教科書のページ数や年間標準授業数が増加してきた。前回は小学校高学年で英語が教科化。教員と子どもへの過度な負担が指摘されてきた。
文科相、学校裁量で授業5分短縮 カリキュラム編成を柔軟化
学校現場の裁量を拡大し、多様な個性や特性を持つ子どもに対応できる教育課程の柔軟化の検討を要請。1こまの授業時間を5分短縮して生じた余剰時間を個別学習に充てたり、学習進度に応じた学びをしやすくしたりすることを想定している。 教員の負担軽減が課題となる中、年間の総授業時間数削減には踏み込まず「現在以上に増加させない」とした。中教審は2026年度中に改定内容を答申する方針。
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