ああ
[副] 1 話し手と聞き手の双方が知っている他の場面をさしていう語。あのように。「—高くては手が出ない」「—まで言わなくてもいいのに」 2 (「こう」と並べ用いて)口に出して言ったり、心の中で考...
ああだこうだ
しきりに何かを言うさま。口うるさいさま。なんだかんだ。「—と文句を並べる」
あい‐そ【愛想】
《「あいそう」の音変化》 1 人に接するときの態度。また、人当たりのいい態度。「店員の—のいい店」「—のない返事」 2 人に対する好意・信頼感。「—を尽かす」 3 (多く「お愛想」の形で) ㋐相...
あいそ‐づかし【愛想尽かし】
1 相手に対して好意や愛情をなくすこと。また、それを示す言葉や態度。「—を言う」 2 浄瑠璃や歌舞伎の世話物における類型的場面の一つで、女が義理のため、愛する男と無理に縁を切るというもの。また、...
あ‐いつ【彼奴】
[代]《「あやつ」の音変化》 1 三人称の人代名詞。第三者を軽蔑(けいべつ)して、または親しみの気持ちを込めてぞんざいに言う語。あのやつ。やつ。「—はそういう奴だ」 2 遠称の指示代名詞。遠くの...
あお‐くさ・い【青臭い】
[形][文]あをくさ・し[ク] 1 青草から発するようなにおいがする。「薬草の—・い絞り汁」 2 人格や言動などが未熟である。「—・いことを言う」 [派生]あおくささ[名]
あおっ‐ぽ・い【青っぽい】
[形] 1 青みがかっている。「—・いセーター」 2 若くて世間に慣れていない。未熟である。「いい年をしてまだ—・いことを言う」 [派生]あおっぽさ[名]
あお‐にさい【青二才】
《「にさい」は「にいせ(新背)」の音変化という》経験の浅い年若い男。あざけりや謙遜の気持ちを込めていう。「この—が何を言うか」「まだ—の私ですが」
あかる‐み【明るみ】
1 明るい所。 2 表立った所。公の場。世間。「悪事が—に出る」 [補説]2の意味で「明るみになる」と言うのは誤り。
あか‐ん【明かん】
[連語]《「埒(らち)が明かぬ」を略した「あかぬ」の音変化》多く、関西地方で、物事が思うようにならないとき、また行為などを禁止するときに言う語。だめだ。「こりゃ—わ」「タバコは—」