言（い）出し（いいだし）とは？意味・読み方・使い方

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いい‐だし〔いひ‐〕【言（い）出し】
の解説

１人よりも前に言うこと。はじめに言うこと。また、その人。
1. 「お若い方々前に置いて老人 (としより) の—は怪しからぬようなれど」〈露伴・いさなとり〉

２話・歌などの最初の言葉・文句。

出典：デジタル大辞泉（小学館）

言出しの前後の言葉

言出しの例文(30)

出典：青空文庫

･･･満蔵はとんだことを言い出して困ったと思うような顔つきで、「昨日の稲刈･･･伊藤左千夫「隣の嫁」
･･･だけれど、僕の方から言い出したばかりに、民子は妙に鬱ぎ込んで、まるで･･･伊藤左千夫「野菊の墓」
･･･と言い出した。「面倒くさいから、厭だよ」と僕は答えたが、跡から思うと･･･岩野泡鳴「耽溺」

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