か【訛】
[音]カ(クヮ)(慣) [訓]なまり 1 本来の話や考えなどの内容がいつのまにか変わる。「訛伝」 2 正式の発音・文字からずれる。なまる。なまり。「訛音・訛言・訛字/転訛」 [補説]「譌」は異体...
か‐いん【訛音】
⇒かおん(訛音)
か‐おん【訛音】
なまりのある発音。なまった音声。なまり。「かえる(蛙)」を「かいる」、「すくない(少ない)」を「すけない」という類。かいん。
か‐げん【訛言】
1 「訛語(かご)」に同じ。 2 誤って伝えられた評判。
か‐ご【訛語】
標準語と音韻上の違いのある言葉。なまった言葉。訛言(かげん)。
か‐しょう【訛称】
なまって言うこと。また、なまった呼び方。
か‐でん【訛伝】
[名](スル)誤って伝えること。まちがった言い伝え。誤伝。「いろいろに誤解され—されている」〈寅彦・春六題〉
だみ‐ごえ【訛み声/濁声】
低く歯切れの悪い耳ざわりな声。また、なまりの強い声。
だ・む【訛む】
[動マ五(四)]《古くは「たむ」とも》言葉がなまる。声がにごる。「聞馴れぬ—・みたる声が聞えた」〈魯庵・社会百面相〉 「言葉—・みて」〈源・橋姫〉 [補説]「た(回)む」からの派生で、文や言葉が...
なま‐ドル【訛ドル】
《「訛(なま)りのあるアイドル」の略》方言で話すことが魅力の一つになっているアイドルタレント。