しんりょうじょ【診療所】
《「しんりょうしょ」とも》医師・歯科医師が診察・治療を行う施設のうち、病院より規模の小さいもの。医療法では入院用ベッド数19以下のものをいう。一般には医院と称することが多い。
しんりょうほうしゃせんぎし【診療放射線技師】
⇒放射線技師
しんりょうほうしゅう【診療報酬】
保険診療の際、医療サービスに対し、公的医療保険から病院・診療所など医療機関や調剤を行った薬局に支払われる報酬。検査・手術・投薬などの診療行為や医薬品ごとに決まっている公定価格から算出して支払われる出来高払い方式、一定範囲の診療行為の報酬を定額で支払う包括払い報酬などがある。出来高払い方式の公定価格は点数で表示され、原則として2年に一度改定される。 [補説]国民の約4割が加入する国民健康保険は市町村(特別区)が保険者(経営の主体)であるため、診療報酬の増額は地方財政を圧迫することになる。一方、地方の医師不足や医療機関の疲弊が深刻化しており、診療報酬の引き上げを求める声もある。また、診療報酬は、手術や検査などの「本体部分」と「薬価部分」の二つに分類して改定が議論されている。
出典:青空文庫
・・・く、二階の部屋で白い診療衣を着た医者が黙々と立ち働いているのが見・・・ 織田作之助「アド・バルーン」
・・・、この健忘症に対する診療を常々怠らないようにしてもらいたいと・・・ 寺田寅彦「天災と国防」
・・・生委員は特別に歯科の診療所を工場内に設けた。小ざっぱりとした白い・・・ 宮本百合子「明るい工場」
出典:gooニュース
診療報酬不正請求で保険医登録取り消し 羽村の医療法人元理事長
116件2115万円の診療報酬を不正請求したとして、厚生労働省関東信越厚生局は21日、東京都羽村市内の医療機関を経営していた広戸孝行医師の保険医登録を、22日付で取り消すと発表した。全額の返金を求めている。 都によると、広戸医師は、訪問診療などをしていた羽村市の「羽村在宅クリニック」を運営していた医療法人の元理事長。
岩手医科大・内丸メディカルセンターの診療機能 大半を来春移転へ
このため方針を転換し、付属病院に診療機能を集約することになった。 来春の移転統合により、内丸MCに備える脳神経外科や循環器内科など医科22、歯科13の診療科は、一部の特殊診療科を除いて、大半が付属病院に移される。入院棟の50床の入院機能も無くす方針。付属病院は病床を100床程度減らし、外来診療に使えるように改修するという。
再生医療 自由診療のトラブルどう防ぐ
世界の医師らでつくる国際幹細胞学会は先月、自由診療での再生医療が拡大している現状について患者の安全性に懸念があるとし、厚労省に監視強化を求めた。 質の低い自由診療を放置すれば、日本の再生医療全体の信用を損なうことになりかねない。 「画期的な効果」などという宣伝を目にすれば、期待を抱く患者もいるだろう。
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