愛嬌(あいきょう)を振(ふ)り撒(ま)・く
だれにでもにこやかな態度をとる。まわりの人みんなに愛想よくする。「アイドル歌手が—・く」 [補説]文化庁が発表した「国語に関する世論調査」で、「あいきょうを振りまく」と「あいそ(う)を振りまく」...
あおた‐がい【青田買い】
1 稲の収穫前に、その田の収穫量を見越して先買いすること。→青田売買 2 企業が人材確保のため、卒業予定の学生の採用を早くから内定すること。卒業前の学生を実る前の稲に、能力を収穫量にたとえた語。...
明(あか)るみに◦出(で)る
知られていなかったことや隠されていた事実が、世間に広まる。公になる。「過去の悪事が—◦出る」 [補説]文化庁が発表した令和2年度「国語に関する世論調査」では、本来の言い方とされる「明るみに出る」...
揚(あ)げ足(あし)を取(と)・る
《技を掛けようとした相手の足を取って倒すところから》人の言いまちがいや言葉じりをとらえて非難したり、からかったりする。 [補説]文化庁が発表した令和3年度「国語に関する世論調査」では、本来の意味...
足(あし)を掬(すく)・う
相手のすきをついて失敗させる。「ライバルの—・う」 [補説]文化庁が発表した「国語に関する世論調査」で、「足をすくわれる」と「足下をすくわれる」について、どちらの言い方を使うか尋ねたところ、次の...
アナウンスメント‐こうか【アナウンスメント効果】
《announcement effect》政府の経済計画などが公にされた場合、民間がその計画に刺激を受けて、結果として計画以上の実績が上がってしまうこと。また、選挙の際に、事前の世論調査を公開す...
あめ‐もよう【雨模様】
1 雨の降りそうな空の様子。あまもよう。「—の雲」 2 雨が降っているらしい様子。あまもよう。「山間部は—らしい」 [補説]1が本来の意味。2は新しい意味で、近年はさらに「現に雨が降っている」意...
あらら・げる【荒らげる】
[動ガ下一][文]あらら・ぐ[ガ下二]声や態度などを荒くする。荒々しくする。「言葉を—・げる」 [補説]文化庁が発表した「国語に関する世論調査」で、「声をあららげる」と「声をあらげる」について、...
アール‐ディー‐エス【RDS】
《random digit sampling》世論調査で用いられるサンプリング手法の一。コンピューターで発生させた乱数をもとに電話番号を無作為に抽出し、通話相手に質問を行う。ランダムデジットサン...
怒(いか)り心頭(しんとう)に発(はっ)・する
激しく怒る。 [補説]文化庁が発表した平成24年度「国語に関する世論調査」では、本来の言い方とされる「怒り心頭に発する」を使う人が23.6パーセント、本来の言い方ではない「怒り心頭に達する」を使...