言葉遊びの一つ。相手が出したお題に対し、臨機応変に他の言葉を挙げ、次いでそれらの共通点を説く。「大辞泉(お題)とかけて銀座4丁目交差点と解く。その心は、どちらも日本最高のじしょ(辞書・地所)」など。出題者が2語を挙げ、相手に共通点を当てさせることもある。「浦島太郎の玉手箱と掛けて何と解く。大みそかと解く」「心は、あけると年をとる」など。また、これらを出題すること。
本来、信仰に関連があり、巫子 (みこ) の使う隠語、忌み詞の類に近かった。奈良末期の歌経標式 (かきょうひょうしき) にもすでに謎掛けを織り込んだ歌がみられ、江戸時代には酒席の興としても流行した。