アイコン【icon】
1 コンピューターで、ファイルの内容やプログラムの機能などを絵文字にしてディスプレー上に表示した図形・記号。 2 偶像。あこがれや崇拝の的となるもの。また、象徴的なもの。イコン。「ファッション—...
あ‐うん【阿吽/阿呍】
《梵語のaとhūṃの音写。「阿」は口を開いて出す音声、「吽」は口を閉じて出す音声》 1 梵字の12字母の、初めにある阿と終わりにある吽。密教では、この2字を万物の初めと終わりを象徴するものとし、...
あおい【葵】
1 ㋐アオイ科のフヨウ属・トロロアオイ属などに含まれる植物の総称。タチアオイ・モミジアオイ・トロロアオイ・ゼニアオイ・フユアオイなど。《季 夏》 ㋑アオイ科の双子葉植物の総称。温帯から熱帯に...
あおいとり【青い鳥】
《原題、(フランス)L'Oiseau Bleu》メーテルリンク作の戯曲。1908年初演。翌1909年刊。チルチルとミチルの兄妹が、幸福の象徴「青い鳥」を妖精に導かれて探し歩き、最後にわが家で見...
あおいはな【青い花】
《原題、(ドイツ)Heinrich von Ofterdingen》ノバーリスの未完の小説。1802年刊。無限へのあこがれの象徴としての青い花を求めて旅をする物語。ドイツロマン派の詩の精神と愛を...
アガペー【(ギリシャ)agapē】
1 真の愛。神的愛。 2 神の、人間に対する自発的、無条件的絶対愛。新約聖書の中でのイエス=キリストの受難と復活に象徴的に示される愛。エロスと区別される。 3 キリスト教会で信徒が共にする食事。...
あじ‐ほんぷしょう【阿字本不生】
仏語。密教の根本思想の一。一切諸法の本源が不生不滅である、すなわち空(くう)であることを、阿字が象徴しているという考え。
あだし‐の【徒野/仇野/化野】
京都市右京区嵯峨、小倉山の麓の野。中古、火葬場があり、東山の鳥辺野(とりべの)と併称された。名は「無常の野」の意で、人の世のはかなさの象徴としても用いられた。[歌枕] 墓地。「暁、灰よせなり...
ありあけしゅう【有明集】
蒲原有明の詩集。明治41年(1908)刊。近代象徴詩の手法を確立した記念碑的作品。
アンク【ankh】
古代エジプトで用いられた、上部に楕円(だえん)のついた十字形。生命を象徴する。輪付き型十字架。