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蹇蹇匪躬の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

自分のことは後回しにして苦労を重ね、主人に尽くすこと。▽「蹇蹇」は忠義を尽くすさま。また、非常困難を身を苦しめて救うさま。「匪」は非に同じ。「躬」はわが身。「匪躬」は自分のために非常苦労をするのではない意。
出典
『易経えききょう』蹇けん。「王臣蹇蹇たり、躬の故ゆえに匪あらず」(臣下が国家の難に非常な苦労するのは、自分の功名を得ようとするのではなく、王のために身を捨て尽くしているのである)
句例
蹇々匪躬の臣

蹇蹇匪躬の解説 - 学研 四字熟語辞典

わが身を省みないで、さまざまな労苦を重ねて、主君忠節を尽くして仕えること。
注記
「蹇蹇」は、忠義を尽くすさま。また、忠義の心を失わないさま。「匪」は、「…でない」の意で、「非」と同意。「躬」は、自分のこと。「匪躬」は、「自分のために苦労するのではない」の意。
出典
『易経えききょう』蹇けん

蹇蹇匪躬の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

《「易経」蹇卦の「王臣蹇蹇、躬 (み) の故に匪 (あら) ず」から》君主忠誠を尽くすこと。

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