かそたいさくほう【過疎対策法】
昭和30年代の高度経済成長期に、地方から都市へ大規模な人口移動が生じ、農山漁村で過疎問題が生じたことから、これに対処するために制定された法律の略称。10年間の時限立法として、昭和45年(1970)に過疎地域対策緊急措置法、昭和55年(1980)に過疎地域振興特別措置法、平成2年(1990)に過疎地域活性化特別措置法、平成12年(2000)に過疎地域自立促進特別措置法が制定された。過疎法。
かそちいきじりつそくしんとくべつそちほう【過疎地域自立促進特別措置法】
平成12年(2000)に10年間の時限立法として施行された過疎対策法。人口の著しい減少に伴い活力が低下した過疎地域の自立を支援することにより、自然環境に恵まれた生活空間や、地域特有の産業・文化を活かした自立した社会の構築促進が目的。過疎対策法。過疎法。 [補説]平成22年(2010)の改正法により、有効期限が平成28年(2016)3月まで延長され、地域医療・日常的交通手段の確保も財政支援の対象に含められた。
かそほう【過疎法】
「過疎対策法」「過疎地域自立促進特別措置法」などの略称。
出典:gooニュース
限界集落に芝居小屋を…岡山市内の過疎地域で再興を目指した取り組みを紹介
中区西中島町は明治以降に遊廓の界隈として繁栄しましたが、戦後経済の復興のなかで賑わいは途絶え、人口流出に伴う過疎化と住民の高齢化がインフラ未整備の環境下で進行。現在の世帯数は50、平均年齢は約70歳で、小中高生はいません。この西中島町は、1877年に木下大サーカスの起源となる芝居小屋「旭座」が開設された場所。そんな西中島町で今、ある取り組みがスタートしています。
「過疎地をリードする」 小さな村サミット共同宣言
人口数百人規模の7村の村長らが集まる「小さな村g7サミット」が8日、熊本県五木村で開かれ、「過疎地をリードしていくという気概を持ち、取り組みを継続する」との共同宣言を採択した。7村による政府への共同要望などで一定の実績を挙げたと強調し「小さな村が手を携えることで大きな役割を果たすことができると証明してきた」としている。
過疎による患者減で赤字拡大 住民は「存続を」 日光・足尾双愛病院が3年後に閉院で説明会
しかし、県内でも特に過疎が進む足尾地区の人口減少に伴い外来の患者が10年前と比べて昨年度は、6割ほどの1万3千人余りに減っています。4年前に単年でおよそ2000万円だった赤字が今年度は1億4400万円に膨れる見通しです。この経営状況に人手不足が加わり、病院は2027年3月31日で閉院することを決めました。病床や外来診療、介護事業を段階的に縮小していく予定です。
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