いちかた‐りゅう【一方流/都方流】
平曲の流派の一。鎌倉末期の如一(にょいち)を祖として、その弟子明石覚一が確立。この系統の者は、その名に一・都・市などの字を用いる。→八坂流
いち‐な【一名/市名/都名】
琵琶法師などがつけた名。名前の最後に一・市・都などの字がつく。特に、鎌倉末期の如一(にょいち)を祖とする平曲の流派は一名をつけるので、一方(いちかた)流と呼ばれた。のち、広く一般の盲人も用いた。
つ【都】
⇒と
つ‐いな【都維那】
⇒維那(いな)
つう‐す【都寺/都守】
《唐音。「都監寺(つうかんす)」の略》禅宗寺院で、監寺の上にあって、寺の一切の事務を監督する役職。六知事の一。都管(つうかん)。つす。
つかん‐す【都監寺/都監守】
⇒都寺(つうす)
つが‐ていしょう【都賀庭鐘】
[1718ころ〜1794ころ]江戸中期の読本(よみほん)作者・儒医。大坂の人。上田秋成の師。号、近路行者(きんろぎょうじゃ)など。中国の白話小説を翻案して初期読本の先駆をなした。作「英草紙(はな...
つくぶすま‐じんじゃ【都久夫須麻神社】
滋賀県長浜市にある神社。祭神は市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)・宇賀御魂命(うかのみたまのみこと)・浅井姫命。本殿は国宝。日本三弁天の一つとされる。竹生島(ちくぶしま)神社。
つ‐ごう【都合】
[名](スル) 1 何かをするときにほかの物事に影響を及ぼす事情。わけ。「一身上の—により退職いたします」 2 ぐあいがよいか悪いかということ。「今日はちょっと—が悪い」 3 やりくりをすること...
つごう‐しだい【都合次第】
そのときの事情・ぐあいによること。「—では取り止める」