野中（のなか）とは？意味・読み方・使い方

ブックマークへ登録

の‐なか【野中】
の解説

野原の中。「—の一軒家」

出典：デジタル大辞泉（小学館）

野中の慣用句・熟語(1)

出典：デジタル大辞泉（小学館）

のなかのしみず【野中の清水】

１野中にわき出る清水。特に、播磨 (はりま) 国印南野 (いなみの) にあったという清水。冷たくてよい水であったが、のちにぬるくなってしまったという。［歌枕］「いにしへの—ぬるけれどもとの心をしる人ぞくむ」〈古今・雑上〉２《1の古今集の歌から》昔親しい仲であったが今は疎遠になってしまった人、またはその仲をたとえていう語。「いにしへの—見るからにさしぐむものは涙なりけり」〈後撰・恋四〉

新着ワード

野中の例文(9)

出典：青空文庫

･･･んだ事がありますわ。野中のお堂さ、お前さん。……それから見りゃ、･･･泉鏡花「開扉一妖帖」
･･･の、影法師が、この、野中の宵闇に判然と見えますのでございます。そ･･･泉鏡花「紅玉」
･･･いてもいいよ、とこう野中の、しかも路の傍に、自由に咲いたのは殆ど･･･泉鏡花「七宝の柱」

もっと調べる

野中の前後の言葉

goo辞書とは

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典（国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など）と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。