あい【合(い)】
1 (「間」とも書く)「合い着」「合い服」の略。「—の服」 2 名詞の下に付いて接尾語的に用いる。 ㋐互いにある動作をすることを表す。「話し—」「触れ—」 ㋑様子・調子などの意を表す。「色—」「...
あい【間】
1 物と物とのあいだ。「—の小門(くぐり)を開けて」〈木下尚江・良人の自白〉 2 ひと続きの時間。あいま。「喜ぶ—は少なくて」〈露伴・日ぐらし物語〉 3 「間駒(あいごま)」の略。 4 「間狂言...
あい‐がたり【間語り】
能の間狂言(あいきょうげん)のうち、特に語り間(あい)のこと。
あい‐がみ【間紙】
1 傷や汚れがつかないように、物と物との間に挟む紙。あいし。 2 ⇒あいし(間紙)1
あい‐がも【間鴨/合鴨】
アヒルの一品種。マガモと青首アヒルとの雑種。肉用。なきあひる。
あい‐きょうげん【間狂言】
1 能1曲を演じる場合、狂言方が加わって受け持つ部分。また、その役柄。語り間(あい)・会釈間(あしらいあい)などがある。能間(のうあい)。間(あい)。間の狂言。 2 「間(あい)の狂言2」に同じ。
あい‐ぎ【合(い)着/間着】
1 「合い服」に同じ。 2 上着と下着との間に着る衣服。
あい‐ぎん【間銀】
手数料。周旋料。口銭(こうせん)。間銭(あいせん)。「毎年の暮れに借入(かしい)れの肝煎(きもい)りして、この—を取り」〈浮・胸算用・四〉
あい‐くぎ【合い釘/間釘】
両端のとがった釘。板と板とを継ぎ合わせるのに用いる。
あい‐ごま【間駒/合(い)駒】
将棋で、自分の駒を守るために相手の駒のきき筋に打つ駒。間遮(あいしゃ)。間(あい)。間馬(あいま)。