ほうふ【防府】
山口県南部の市。周防灘(すおうなだ)に面し、向島などの島を含む。もと周防国府があった。山陽道の宿駅として栄え、製塩業で発展。塩田跡は現在工業地帯となっている。人口11.7万(2010)。
ほうふ‐し【防府市】
⇒防府
ほうふ‐てんまんぐう【防府天満宮】
山口県防府市にある神社。祭神は菅原道真。道真が没した翌年の延喜4年(904)創建。古くは松崎天満宮・宮市天満宮などと称されたが、昭和28年(1953)に現名称に改めた。
ほうふ‐へいや【防府平野】
山口県中央南部、佐波(さば)川下流域に広がる県内最大の平野。周防(すおう)灘に面し、佐波川三角州の大半は近世の干拓によって形成された。穀倉地帯。佐波川西岸や平野の北東部に条里制遺構が見られる。