あざり【阿闍梨】
⇒あじゃり(阿闍梨)
あじゃり【阿闍梨】
《(梵)ācāryaの音写「阿闍梨耶(あじゃりや)」の略。教授・軌範・正行などと訳す》 1 弟子たちの模範となる高僧の敬称。あざり。 2 密教で、修行を完了し、伝法灌頂(でんぽうかんじょう)を受...
いんじょう‐あじゃり【引請阿闍梨】
僧が得度受戒または灌頂(かんじょう)入壇するとき、これを引導し、本師に請うて受戒または受法させる役僧。
ごしちにち‐の‐あざり【後七日の阿闍梨】
後七日の御修法の導師となった阿闍梨の位の僧。東寺の長者が勤めた。
だい‐あじゃり【大阿闍梨】
1 密教で、伝法灌頂(かんじょう)を授ける資格をもつ阿闍梨。灌頂の師。 2 両界曼荼羅(まんだら)の諸仏を供養する法会の導師。