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階前万里の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

天子が地方政治の実情をよく知っていて、臣下天子を欺くことができないたとえ。万里の遠方の出来事も、手近階段の前のことのように分かる意から。▽「階前」は階段の前。宮殿階段の前の意。
出典
『資治通鑑しじつがん』唐紀とうき
用例
乙姫さまは、あなたの事なんか、もうとうにご存じですよ。階前万里というじゃありませんか。観念して、ただていねいにお辞儀しておけばいいのです。<太宰治・お伽草紙>

階前万里の解説 - 学研 四字熟語辞典

天子が地方の政治実情を十分心得ていて、臣下の者たちはごまかせないことのたとえ。
注記
「階前」は、階段の前で、宮殿にある階段の前のこと。「万里」は、遠く離れたところ。遠く離れた場所のことも、宮殿の階段の前のことのようにわかるという意から。
出典
『資治通鑑しじつがん』唐とう

階前万里の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

《「唐書」宣帝紀から》万里の遠方も階前の出来事と同様である。地方政治の実情を、みな天子が聞き知っていて、欺くことができないことのたとえ。

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