ざ‐こ【雑魚/雑喉】
《「ざっこう(雑喉)」の音変化》 1 いろいろな種類の入り交じった小魚。また、小さい魚。じゃこ。 2 地位の低い者、取るに足りない者をたとえていう語。小物。「—は相手にしない」
ざこ‐ね【雑魚寝/雑居寝】
[名](スル) 1 大勢の人が雑然と入り交じって寝ること。 2 節分の夜などに、村の老若男女が神社などに集まって共寝した風習。《季 冬》
ざこのすむろじ【雑魚の棲む路地】
難波利三の短編小説。昭和47年(1972)、「オール読物」10月号に掲載。第68回直木賞の候補作となる。昭和53年(1978)刊行の小説集「大阪希望館」に収録。
雑魚(ざこ)の魚(とと)交(ま)じり
《雑魚が大きな魚の中に交じっている意》小物が大物の中に交じっていること。能力にふさわしくない地位にいることなどのたとえ。 [補説]この句の場合、「魚交じり」を「うおまじり」とは読まない。「とと」...
ざこ‐ば【雑魚場】
江戸時代、大坂で最大の魚市場の通称。また一般に、魚市場のこと。
じゃ‐こ【雑魚】
「ざこ」に同じ。「だし—」
じゃこ‐てん【じゃこ天/雑魚天】
愛媛県宇和島の郷土料理。沿岸で獲れた小魚のすり身を油で揚げたもの。