せっ‐ちゅう【雪中】
雪の降る中。また、雪の降り積もった中。「—の行軍」
せっちゅう‐か【雪中花】
スイセンの別名。
せっちゅう‐しゆう【雪中四友】
玉梅(梅)・臘梅(ろうばい)・茶梅(さざんか)・水仙の4種のこと。画題とされる。
せっちゅうのかりうど【雪中の狩人】
《原題、(オランダ)Jagers in de sneeuw》ブリューゲルの絵画。板に油彩。縦117センチ、横162センチ。雪に覆われた集落と凍りついた池の上でスケートを楽しむ村人を背景に、猟犬を...
雪中(せっちゅう)の筍(たけのこ)
《中国、三国時代の呉の孟宗が冬に竹林で母の好物の竹の子を手に入れたという故事から》得がたいものを手に入れることのたとえ。また、孝心の深いことのたとえ。
せっちゅうばい【雪中梅】
末広鉄腸(すえひろてっちょう)の政治小説。上下2巻を明治19年(1886)8月、11月にそれぞれ刊行。青年政治家国野基(くにのもとい)の苦節と成功を描いたもの。続編に「花間鶯」がある。