しぶき【繁吹き/飛沫】
1 雨風が吹きつけること。また、その雨。「—が静かに窓に音を立てた」〈白鳥・泥人形〉 2 水などが細かく飛び散ること。また、その水滴。飛沫(ひまつ)。「波の—が掛かる」
しぶき‐あめ【繁吹き雨】
激しく吹きつけて降る雨。
しぶき‐ごおり【繁吹き氷】
強風で飛ばされた波しぶきが、湖畔や河畔の樹木・岩などに付着して凍ったもの。猪苗代湖などで冬の風物詩とされる。
ひ‐まつ【飛沫】
こまかく飛び散る水。しぶき。
ひまつ‐かく【飛沫核】
飛沫の水分が蒸発したあとに残る微粒子。せきやくしゃみなどによって飛び散った飛沫が空気中で乾燥したときなどに生じる。病原体である細菌やウイルスが付着している場合、これを吸い込むことで感染する。→飛...
ひまつかく‐かんせん【飛沫核感染】
せきやくしゃみなどによって飛び散った飛沫が空気中で乾燥し、浮遊する微粒子に付着した病原体を吸い込むことによって感染すること。感染者・保菌者から遠く離れていても感染する。空気感染。→飛沫感染
ひまつ‐かんせん【飛沫感染】
せきやくしゃみなどによって飛び散る飛沫に含まれる病原体が、口や鼻などの粘膜に直接触れて感染すること。通常は1〜2メートル以内の至近距離で感染する。飛沫伝染。→飛沫核感染
ひまつ‐たい【飛沫帯】
⇒潮上帯
ひまつ‐でんせん【飛沫伝染】
⇒飛沫感染