え【餌】
えさ。「小鳥の—」「生き—」
えか‐の‐いち【餌香の市】
古代、河内(かわち)国に置かれたという市。現在の大阪府藤井寺市国府付近、もしくは羽曳野市古市付近が考えられる。
え‐がい【餌飼い】
鳥獣などを、えさで飼いならすこと。また、その人。
え‐ぎ【餌木】
大形のイカを釣るのに用いる擬餌鉤(ぎじばり)。主にクスノキの材で作る。
えぎ‐ング【餌木ング】
《「餌木」+「ing」から。「エギング」と書くことが多い》大形のイカを釣るための擬餌鉤(餌木)を使ったルアーフィッシングの一。竿を左右上下に振り動かし、餌木でイカを誘って釣る。
え‐さ【餌】
1 動物を飼育したり、誘い寄せたりするための食物。え。「金魚に—をやる」 2 生き物の食物。また、食事をわざと下品にいう語。「スズメが—をあさる」「—にありつく」 3 人をだましたり、誘ったりす...
え‐さし【餌刺/餌差】
1 さおの先端に黐(もち)をつけ、鷹(たか)の生き餌とする小鳥を捕らえること。また、それを業とする者。 2 江戸幕府の職名。鷹匠(たかじょう)の配下にあり、1を任務とした。
え‐じき【餌食】
1 動物のえさとして食われる、命あるもの。 2 野心や欲望のための犠牲となるもの。くいもの。「巨大資本の—となる」 3 食物。食料。「生き身には—あり」〈浄・博多小女郎〉
え‐つぼ【餌壺】
鳥のえさを入れる容器。
え‐づき【餌付き】
1 動物が人になれ、与えるえさを食べるようになること。 2 魚群の、えさの食べぐあい。撒(ま)き餌(え)に魚が集まるぐあい。「—がいい」