香ばしい／芳ばしい（こうばしい）とは？意味・読み方・使い方

ブックマークへ登録

意味
例文
慣用句
画像

こうばし・い〔かうばしい〕【香ばしい／^▽芳ばしい】
の解説

［形］［文］かうば・し［シク］《「かぐわしい」の音変化》

１よい香りがする。多く、食物を煎 (い) ったり焼いたりしたときの、好ましい香りにいう。「—・いほうじ茶の香り」

２見た目や印象などがすばらしい。りっぱである。
1. 「薄色の衣のいみじう—・しきをとらせたりければ」〈宇治拾遺・一二〉

３望ましく思う。心が引かれる。
1. 「姿、みめありさま、—・しくなつかしきこと限りなし」〈宇治拾遺・六〉

[派生]こうばしさ［名］

類語

出典：デジタル大辞泉（小学館）

香ばしいの例文(9)

出典：青空文庫

･･･になっているようだ。香ばしいはずの皿も、僕の鼻へは、かの、特に、吉弥･･･岩野泡鳴「耽溺」
･･･肉を炙る香ばしい匂いが夕凍みの匂いに混じって来た。一日の仕事を終えた･･･梶井基次郎「冬の日」
･･･香ばしい珈琲のにおいは、過去った方へ大塚さんの心を連れて行った。マル･･･島崎藤村「刺繍」

もっと調べる

新着ワード

香ばしいの前後の言葉

goo辞書とは

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典（国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など）と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。