せき‐れい【鶺鴒】
スズメ目セキレイ科の鳥のうち、キセキレイ・セグロセキレイ・ハクセキレイなどの総称。水辺でみられ、スズメより大形。尾が長く上下に振る習性がある。いしたたき。にわたたき。とつぎおしえどり。こいおしえ...
せきれい‐だい【鶺鴒台】
《鶺鴒が夫婦和合の営みを教えたといわれるところから》婚礼のときに供える床飾りの一。島形または州浜(すはま)形で、足は雲形。台上には岩を根固めに置き、鶺鴒の一つがいを飾ったもの。
つつ【鶺鴒】
鳥の名。セキレイの古名というが未詳。「あめ、—、千鳥(ちどり)、ま鵐(しとと)」〈記・中・歌謡〉
にわ‐くなぶり【鶺鴒】
セキレイの古名。〈和名抄〉
まな‐ばしら【鶺鴒】
セキレイの古名。「ももしきの大宮人はうづらとり領巾(ひれ)取り掛けて—尾行き合へ」〈記・下・歌謡〉