鸚鵡よく言えども飛鳥を離れず
《「礼記」曲礼上から》鸚鵡は人間の言葉をまねてうまく話すが、やはり鳥でしかない。口先ばかり達者で、実際の行動が伴わないことをいうたとえ。
おうむいし【鸚鵡石】
1 山間などにある、音をよく反響する岩石。言葉石。響き石。おうむせき。 2 「おうむせき2」に同じ。
おうむがい【鸚鵡貝】
頭足綱オウムガイ科の軟体動物。カンブリア紀に出現し古生代前半に繁栄。現在、4あるいは6種が熱帯海域にすみ、生きている化石とよばれる。現生種は殻長約20センチ、平面に螺旋 (らせん) 形に巻いた白い殻がオウムのくちばしを思わせる。殻の最外部の室にタコに似た軟体部があり、触手を雄で約60本、雌で約90本もち、吸盤はない。
出典:青空文庫
・・・歴歴漢陽樹 芳草萋萋鸚鵡洲」と歌われたことのある風景ですよ。妙子・・・ 芥川竜之介「或恋愛小説」
・・・、すみの方には大きな鸚鵡の籠が一つ吊下げてあるんです。それが夜の・・・ 芥川竜之介「片恋」
・・・は彫花の籠に、緑色の鸚鵡が飼ってある。その鸚鵡が僕を見ると、「今・・・ 芥川竜之介「奇遇」