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ま‐き【真木/槙/柀】
1 イヌマキ・コウヤマキの別名。 2 《「ま」は美称。りっぱな木の意》良材となる木。杉・檜(ひのき)など。「奥山の—の板戸を押し開きしゑや出で来(こ)ね後(のち)は何せむ」〈万・二五一九〉 [補...
まき‐いずみ【真木和泉】
[1813〜1864]幕末の尊攘派志士。筑後の人。本名、保臣(やすおみ)。水戸藩の藩政改革、寺田屋事件、七卿落ちなどに参加。長州兵とともに上洛し、蛤御門(はまぐりごもん)の変に敗れて自刃した。
まき‐さく【真木割く/真木栄く】
[枕]木をさいた割れ目を「ひ」というところから、「檜(ひ)」にかかる。「—檜の御門(みかど)」〈記・下・歌謡〉
真木(まき)立(た)つ山(やま)
杉・檜などが生い茂っている山。「さびしさはその色としもなかりけり—の秋の夕暮」〈新古今・秋上〉
まき‐の‐つまで【真木の嬬手】
杉・ヒノキなど、良質の建材となる角材。「泉の川に持ち越せる—を百(もも)足らず筏(いかだ)に作り」〈万・五〇〉