アルゲダス【José María Arguedas】
[1911〜1969]ペルーの作家・文化人類学者。幼少期をケチュア系先住民と暮らし、長じて先住民復権運動を推進した。インディオの言語や視点を小説に反映させインディヘニスモ文学の新しい地平をひらい...
アルチンボルド【Giuseppe Arcimboldo】
[1527ごろ〜1593]イタリアの画家。ミラノ大聖堂のステンドグラス下絵職人を務めたのち、宮廷画家として長く活躍。物品や動植物を組み合わせて描く寄せ絵の肖像画で知られる。作「四季」「四大元素」など。
アルツィバーシェフ【Mikhail Petrovich Artsïbashev】
[1878〜1927]ロシアの小説家。帝政末期の近代主義的潮流の中で、虚無的で、性におぼれた人間を描いた。十月革命後ポーランドに亡命。作「サーニン」「最後の一線」。
アルビノーニ【Tomaso Albinoni】
[1671〜1751]イタリア、バロック期の作曲家・バイオリン奏者。ベネチア楽派の一人。上品な作風で知られ、オーボエ協奏曲をはじめとする器楽作品が有名。
アルフィエーリ【Vittorio Alfieri】
[1749〜1803]イタリアの劇作家。イタリア悲劇の創始者。作「サウル」「ミルラ」など。
アルプ【Hans Arp】
[1887〜1966]ドイツからフランスに帰化した彫刻家・画家・詩人。簡潔な曲線を用いた有機体を思わせる具体美術(アールコンクレ)を作り出した。ジャン=アルプ。
アルベルティ【Leon Battista Alberti】
[1404〜1472]イタリアの建築家。近世建築様式の創始者。詩人・哲学者・画家・音楽家としても有名。著に「家族論」「絵画論」など。
アレクサンドロス【Alexandros】
[前356〜前323]マケドニア王。在位前336〜前323年。フィリッポス2世の子。ギリシャ連合軍を率いて東方に遠征、ペルシアを滅ぼし、エジプトおよび西アジアからインド西部にまたがる大帝国を築い...
あわたぐち‐たかみつ【粟田口隆光】
南北朝・室町初期の絵師。絵仏師として名を成し、清涼寺本「融通念仏縁起絵巻」2巻のうち絵二段を描いた。生没年未詳。
アンジェリコ【Fra Angelico】
[1387〜1455]イタリアの画家・僧侶。清らかな宗教画を描き、フィレンツェ派の代表者とされる。サンマルコ修道院の壁画を描いた。作「受胎告知」など。