ウィーラント【Christoph Martin Wieland】
[1733〜1813]ドイツの詩人・小説家。レッシングと並んで、ドイツ啓蒙主義の代表者。叙事詩「オーベロン」、小説「アガトン物語」。
ウィーラント【Heinrich Otto Wieland】
[1877〜1957]ドイツの有機化学者。胆汁酸の構造を研究。また、生体内の化学反応における脱水素反応説を提唱し、酸化説をとる、ワールブルクとの論争が有名。1927年、ノーベル化学賞受賞。
ウィーン【Wilhelm Wien】
[1864〜1928]ドイツの物理学者。熱放射を研究し「ウィーンの輻射(ふくしゃ)法則」「ウィーンの変位則」を発表、プランクの量子仮説の先駆をなした。1911年、ノーベル物理学賞受賞。
ウェーバー【Weber】
(Ernst Heinrich 〜)[1795〜1878]ドイツの生理・解剖学者。皮膚感覚などを研究し、ウェーバーの法則を発見。 (Wilhelm Eduard 〜)[1804〜1891]ド...
ウォラストン【William Hyde Wollaston】
[1766〜1828]英国の化学者・物理学者。白金鉱石の分析を通して新元素パラジウム・ロジウムを発見。また、可鍛性(かたんせい)白金の製法を考案し、極細の白金線(ウォラストン線)の作成に成功する...
エアトン【William Edward Ayrton】
[1847〜1908]英国の電気工学者。1873年(明治6)日本政府の招きで来日し、電気工学の基礎を築くのに寄与。日本最初のアーク灯の点灯に成功。
エイントーフェン【Willem Einthoven】
[1860〜1927]オランダの生理学者。わずかな電気変動を測定する弦電流計を考案し、心臓などの電気現象を研究。心電図法の発見により、1924年ノーベル生理学医学賞を受賞。アイントホーフェン。
エンプソン【William Empson】
[1906〜1984]英国の批評家・詩人。ケンブリッジ大学在学中に書いた評論「曖昧の七つの型」で、ニュークリティシズムへの道を開いた。詩風は難解。日本の大学で教鞭(きょうべん)をとったこともある...
オストワルト【Friedrich Wilhelm Ostwald】
[1853〜1932]ドイツの物理化学者。酸と塩基の化学親和力、反応速度論と触媒の作用などを研究。1909年、ノーベル化学賞受賞。著「化学の学校」など。
オーデン【Wystan Hugh Auden】
[1907〜1973]米国の詩人。英国生まれ。スペイン内乱に参加後に米国へ移住し、帰化。スペンダー・ルイスらと1930年代の新詩運動に活躍。作「演説家」「別れの時」など。