おうじん‐てんのう【応神天皇】
記紀で、第15代の天皇。仲哀天皇の第4皇子。名は誉田別(ほんたわけ)。母は神功皇后とされる。この時期に大和朝廷の勢力が内外に飛躍的に発展したとされ、「宋書」の倭の五王の一人、讃をこの天皇とする説...
おう‐せいえい【汪精衛】
⇒汪兆銘(おうちょうめい)
おう‐せいてい【王世貞】
[1526〜1590]中国、明代の政治家・文人。太倉(江蘇省)の人。字(あざな)は元美。号は鳳州・弇州(えんしゅう)山人。李攀竜(りはんりょう)らとともに後七子(ごしちし)の一人。盛唐の詩、秦漢...
おうせん‐けいさん【横川景三】
[1429〜1493]室町中期の臨済宗の僧。播磨(はりま)の人。別号、小補・補菴。五山文学の代表者。著「小補東遊集」「補菴京華集」など。
おう‐せんざん【王船山】
⇒王夫之(おうふうし)
おう‐せんし【王仙芝】
[?〜878]中国、唐末の黄巣の乱の指導者。濮(ぼく)州(山東省)の人。塩の密売商人。875年に挙兵し、華北を転戦したのち敗死。
おう‐たく【王鐸】
[1592〜1652]中国、明(みん)末清(しん)初の書家・画家。字(あざな)は覚斯(かくし)。明・清の2朝に仕えた。自由奔放で感情に富んだ書と、簡素で平明な山水画で知られる。
おう‐ちょうけい【王寵恵】
[1881〜1958]中国の政治家・法律家。東莞(とうかん)県(広東省)の人。字(あざな)は亮疇(りょうちゅう)。孫文と親しく、近代的中国法典作成に努力。国際連盟中国代表・国民政府外交部長などを...
おう‐ちょうめい【汪兆銘】
[1883〜1944]中国の政治家。番禺県(広東省)の人。字(あざな)は精衛。法政大学在学中に中国革命同盟会に加入。国民党結成後は同党左派の中心。のち日中戦争が始まると和平救国を唱えて、日本との...
おう‐ちょく【王直】
[?〜1557]中国、明代の倭寇(わこう)の首領。歙(しょう)県(安徽省)の人。密貿易の取り締まりを避けて、平戸・五島を本拠に倭寇を率い明の沿岸を襲う海賊となったが、勧誘により帰国して殺された。