おくいずみ‐ひかる【奥泉光】
[1956〜 ]小説家。山形の生まれ。本名、康弘。「石の来歴」で芥川賞受賞。他に「ノヴァーリスの引用」「『吾輩は猫である』殺人事件」「グランド・ミステリー」など。
オクジャワ【Bulat Shalvovich Okudzhava】
[1924〜1997]ソ連・ロシアの詩人・小説家。ジョージア(グルジア)人を父、アルメニア人を母としてモスクワに生まれる。反戦と社会風刺をうたう自作詩に曲をつけ、ギターの弾き語りで発表し一世を風...
オクタビアヌス【Gaius Octavianus】
[前63〜後14]ローマの初代皇帝。在位、前27〜後14。養父カエサルの暗殺後、アントニウス・レピドゥスと第2回三頭政治を組織。のち、アクティウムの海戦でアントニウスを破り、ローマの単独支配者に...
おくだいら‐やすひろ【奥平康弘】
[1929〜2015]憲法学者。北海道の生まれ。表現の自由について研究。日本国憲法については護憲の立場を取った。著「表現の自由を求めて」「いかそう日本国憲法」など。
おくだ‐えいせん【奥田穎川】
[1753〜1811]江戸後期の陶工。京都の人。名は庸徳。通称、茂右衛門。別号、陸方山。呉須(ごす)赤絵風を得意とし、陶器だけであった京焼で、初めて磁器を焼いた。
おくだ‐ひでお【奥田英朗】
[1959〜 ]小説家。岐阜の生まれ。日常生活に忍び込む非現実の世界を独特な感覚で描き出し、若年層の人気を集める。「空中ブランコ」で直木賞受賞。他に「ウランバーナの森」「邪魔」「サウスバウンド」など。
おくに【阿国】
⇒出雲阿国(いずものおくに)
おくのみや‐けんし【奥宮健之】
[1857〜1911]社会運動家。高知の生まれ。自由民権運動に参加。人力車夫を組織して車会(界)党を組織。明治43年(1910)大逆事件に連座し、翌年刑死。おくのみやたけゆき。
おく‐むめお【奥むめお】
[1895〜1997]社会事業家・婦人運動家。福井の生まれ。平塚らいてう・市川房枝らと新婦人協会を結成して婦人運動に活躍。昭和22年(1947)参議院議員に当選。その後、主婦連合会を創立して会長...
おくむら‐いおこ【奥村五百子】
[1845〜1907]社会事業家。佐賀の生まれ。義和団事件の際は慰問使に参加し、のち愛国婦人会を設立した。