レジェ【Fernand Léger】
[1881〜1955]フランスの画家。キュビスムから出発。のち、明快な構図の装飾的画風により、現代社会における機械と人間との調和をダイナミックに描いた。ステンドグラス・舞台装飾・映画製作なども行った。
レンツ【Max Lenz】
[1850〜1932]ドイツの歴史家。ランケの著作に影響を受ける。著「マルチン=ルター」「ビスマルク伝」「ナポレオン」など。
ロダンバック【Georges Rodenbach】
[1855〜1898]ベルギーの詩人。パリに出て象徴派の影響を受ける。故郷フランドル地方の風物に託して、沈鬱(ちんうつ)な夢想的世界をうたった。詩集「白い青春」「沈黙の支配」、小説「死の都ブリュ...
ブラウン【Robert Brown】
[1773〜1858]英国の植物学者。オーストラリアおよびタスマニア島で多くの動植物を採取し、分類学者として活躍。ブラウン運動や細胞核の発見、被子植物と裸子植物とを分けるなど多くの業績がある。
ローレンス【David Herbert Lawrence】
[1885〜1930]英国の小説家・詩人・批評家。現代社会における性と恋愛をテーマに、男女関係の新しい倫理を追求した。小説「息子と恋人」「虹」「チャタレイ夫人の恋人」など。
ワイツゼッカー【Richard von Weizsäcker】
[1920〜2015]ドイツの政治家。連邦議会副議長・西ベルリン市長を経て、1984年西ドイツ大統領に就任した。1990年から1994年にかけて統一ドイツ初代大統領。ドイツ敗戦40周年記念演説で...
わがつま‐さかえ【我妻栄】
[1897〜1973]民法学者。山形の生まれ。東大教授。民法の体系的な解釈を行い、学界や実務に大きな影響を与えた。文化勲章受章。著「民法講義」「近代法における債権の優越的地位」。
ワーゲマン【Ernst Wagemann】
[1884〜1956]ドイツの経済学者。1925年ベルリン景気研究所所長となり、資本主義経済機構における景気変動の必然性を説き、統計学的にその予測を行おうとした。著「貨幣理論」「景気変動論」など。