コッホのげんそく【コッホの原則】
ドイツの細菌学者ロベルト=コッホが提唱した、感染症の病原体を特定するための三原則。(1)第一原則。ある病気のすべての症例に対し、同じ微生物が見出されること。(2)第二原則。感染者の体外で、その微生物を単離して培養できること。(3)第三原則。その培養した微生物を他の動物に感染させた場合、同様の病気を発症すること。のちに快復期の患者に病原体について特異的な抗原抗体反応が起こることを第四原則とする場合がある。コッホの条件。
コッホげんしょう【コッホ現象】
BCG接種後、数日以内に接種した部位が赤く腫れたり、化膿したりする現象。これが見られる被接種者は、過去に結核菌に感染している可能性がある。