サムエル【Samuel】
前11世紀ごろの預言者・祭司。イスラエル最後の士師。ペリシテ人の攻勢に対し、サウルをイスラエル王国最初の王位につけ、イスラエルの宗教的統一を図った。のちダビデを擁立。
しげやま‐やごろう【茂山弥五郎】
⇒善竹弥五郎(ぜんちくやごろう)
シチェドリン【Mikhail Evgrafovich Saltïkov Shchedrin】
[1826〜1889]ロシアの小説家。専制政治下の社会を風刺した。作「ある町の歴史」「ゴロブリョフ家の人々」など。
しゃか‐むに【釈迦牟尼】
《(梵)Śākya-muniの音写。釈迦族の聖者の意》仏教の開祖。世界三大聖者の一人。紀元前5世紀ごろ、インドの釈迦族の王子として誕生。29歳で宗教生活に入り、35歳で成道した。45年間の布教の...
しゃのく【車匿】
《(梵)Chandakaの音写》前5世紀ごろのインドの僧。釈迦(しゃか)が王城を後にして出家したとき、その馬を引いたという。釈迦の没後、阿難について修行し、阿羅漢となったといわれる。
じょうぼん‐のう【浄飯王】
《(梵)Śuddhodanaの訳》前6世紀ごろの中インドの加毗羅衛(かびらえ)の国王。釈迦牟尼(しゃかむに)の父。妃は拘利(くり)族の王女摩耶(まや)。
せい‐しょうなごん【清少納言】
平安中期の女流文学者。本名未詳。父は清原元輔(きよはらのもとすけ)、曽祖父は深養父(ふかやぶ)。正暦4年(993)ごろから一条天皇の中宮定子に仕え、和漢の学才をもって寵を受けた。随筆「枕草子」、...
せがわ‐きくのじょう【瀬川菊之丞】
歌舞伎俳優。屋号、浜村屋。俳名、路考。 (初世)[1693〜1749]初め京坂、のち江戸でも活躍した女方の名人。初世芳沢あやめとともに女方芸の基礎を築いた。浜村屋路考。 (2世)[1741〜...
せしん【世親】
《(梵)Vasubandhuの訳》4〜5世紀ごろの北インドの僧。小乗を修め「倶舎論」を著したが、兄の無著(むじゃく)に従って大乗に転じた。瑜伽唯識(ゆがゆいしき)思想を主張し、「唯識二十論」「唯...
ゾロアスター【Zoroaster】
古代イランの宗教家で、ゾロアスター教の開祖。生存年代は不明であるが、前7世紀中ごろから前6世紀後半とする説が有力。ドイツ語名ツァラトゥストラ。