さかぐち‐あんご【坂口安吾】
[1906〜1955]小説家。新潟の生まれ。本名、炳五(へいご)。情痴・荒廃の世界を戯画的な手法で表現し、大胆な文明批評で戦後文学の代表者の一人となった。評論「日本文化私観」「堕落論」、小説「風...
さかぐち‐きんいちろう【坂口謹一郎】
[1897〜1994]農芸化学者。新潟の生まれ。東京帝大教授。学士院賞受賞、文化勲章受章。発酵菌類の研究に貢献。著作に「世界の酒」「日本の酒」など。
さかぐち‐たかし【坂口昂】
[1872〜1928]歴史学者。京都の生まれ。京大教授。欧州各国に留学。ランケの学風を受け継ぎ、世界史的視野で歴史学を論じた。著「概観世界思潮」「ルネサンス史概説」など。